千田小学校に第18回卒業生が集まりました

 平成16年5月19日(水)

 5月19日(水)に千田小学校第18回卒業生の方が集まりました。久しぶりに会ったみなさんは、とても楽しそうに当時のことや、近況を話されていました。みなさん、どうかいつまでもお元気でいらしてください。

 千田小学校は大正13年4月1日に開校しました。当時は現在の東門が正門で、門の前には川が流れ、橋がかかっていました。

 現在の東門です。門柱は開校当時のものが現在も残っています。門の前の川は埋め立てられ、現在は道路になっています。

 昭和2年当時の校舎です。

 現在の千田小学校の校舎(北校舎)です。鉄筋コンクリート3階建てです。昭和28年に西側9教室、昭和34年に東側9教室が完成し現在の校舎の姿になりました。

昭和18年5月に開かれた「千田学区戦死者合同葬」です。当時の学校の様子が分かります。

 現在の正門です。東門(以前の正門)の反対側にあります。

   昭和16年      1,683名
   昭和17年      1,658名
   昭和18年      1,603名
   昭和19年      1,515名
   昭和20年        499名
   昭和21年        797名
   昭和22年        985名
   昭和23年      1,148名
   昭和24年      1,290名
   昭和25年      1,217名

千田小学校児童数の推移

   平成16年        541名

 現在の大飼育館(元講堂)です。講堂の建っていたそのままの位置に建てられています。アイガモ、フナ、コイ、カメなどが飼育されています。

     千田小学校は、今年で創立80周年を迎えます。
     記念式典は、10月31日(日)に予定しています。

【現在】

 昭和19年の被爆焼失前の千田小学校正門付近の様子です。食糧増産のため、運動場の1/4を開墾していもなどを植えていました。また、校舎に沿って防空壕も作られていました。

 昭和31年に撮影した講堂の鉄骨です。被爆の衝撃で、骨組みが曲がっているのがよく分かります。昭和32年に手直しをし、装いも新たに大飼育館として復活しました。