平成17年7月
今年は、被爆60周年をむかえました。千田小学校も原爆の被害を受け、校舎は焼失し、教師も児童も多数被害を受け、また尊い命も奪われました。校内にある「原爆犠牲追憶の碑」では、毎年、同窓会主催で8月11日午前10時より慰霊祭を行っています。
悲惨な戦争の犠牲となった人々の霊に祈りを捧げるとともに、二度とこのようなあやまちを繰り返してはならないという平和への強い思い、願いを後生に伝えなければならないと考えています。
7月7日(木)10:30〜
3・4年生は、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館が行っている「被爆体験を読み語る」プロジェクトを実施しました。講師に、原田千恵さん、坪井寿子さん、清水恵子さんをお招きしました。
3名の講師に被爆体験記や原爆の詩の朗読をしていただきました。感情を込めて朗読していただいたので、子どもたちも大変興味深く聞くことができました。また、情景を思い描きながら聴いていると、被爆された人の思いが伝わってきました。
原爆を体験された平和書房の清水克徳さんをお招きし、体験談を聞かせていただきました。
7月14日(木)11:00〜
5・6年生の人は清水さんのお話をとても一生懸命に聞いていました。貴重なお話を聞かせていただいて、平和への思いが強くなったことだと思います。子どもたちにはさらに学習を深めてもらって、平和を愛する人、広く世界に平和のメッセージを発信できる人に成長して欲しいと思います。